記事タイトル:ロボット支援下手術をハイボリュームセンター(年間200例以上実施)に集約し、質の高い効率的な手術提供を目指す
https://gemmed.ghc-j.com/?p=72949
(文=市橋 哲順)
医療業界では、今年は2年に1度の診療報酬改定の年です。
報酬改定は、医療の課題等をどのように解決していくか、解決策の方向性を示していくという側面もあります。
今日は、今年の報酬改定の中でも、ちょっと気になる「ロボット手術」というテーマでお送りします。
記事の要約
●2026年度診療報酬改定では「外科医、外科症例の集約化」を促進する対応が盛り込まれている。
●外科医の不足が深刻な中、外科症例の集約化によって「外科医の働き方を改善し、外科医確保を目指す」、「症例の集約化による医療の質向上を目指す」、「症例の集約化による病院経営の安定化を目指す」などがねらい。(外科医が足りない!というニュースは昨年8月23日の記事をご参照ください)
●診療報酬改定の内容は、年200例以上を実施する「ハイボリュームセンター」を高く評価するもの。
●その背景には、外科医不足のほか、ハイボリュームセンターでない施設で高額なロボットを導入してしまった場合には、そのコスト改修に大きな課題を抱えているという現状がある。
考察
少子高齢化の波が押し寄せる中、医療ニーズも変化し、高齢者に多く見られる疾患が今後中心になっていき、高度な医療を必要とする症例は今後減っていくことは、かねてよりご説明してきたとおりです。
また、患者の減少よりも、担い手の減少スピードの方が早いので、集約化は必須なのですが、集約化は量的側面だけでなく、質的側面でも重要です。
というのも、実は「症例を集約して一定数を確保したほうが、医療の質は高まる」ということが言われています。
この点について、記事中では以下のように言及されています。
“とりわけ「医療の質向上」については、消化器外科学会から▼高度な消化器がん手術の成績は症例数と相関している▼ハイボリュームセンター(大腸がん手術件数が年間50件以上など)の方が、それ以外の手術よりも術後成績が良い—との、脳神経外科学会から「膠芽腫やグリオーマなどの脳腫瘍治療において、症例の基幹施設への集約化によって治療成績の向上が期待できる」とのエビデンスが示されています”
一方で、コストも問題です。それはどういうことかというと・・・
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