記事タイトル:「警察官はやめておけ」採用低迷で動画PR 年8000人退職期も近く
https://mainichi.jp/articles/20260227/k00/00m/040/366000c
(文=鵜飼洋一郎)
今回のニュースは、警察庁が今年度9月から行ったコンテストのお話です。全国の警察官に、マンガ部門とショート動画部門で採用広報をテーマに募集し、このたびその受賞作品が決定したとのこと。
実際のショート動画は、警察庁さんのXでご覧いただけます。他の受賞作品もありますので、併せてご覧いただけます。面白いのでぜひどうぞ。
https://x.com/i/status/2027187425831788942
地方自治体も、採用広報で動画を活用しているところは少なくないと思います。今回、警察庁さんはそれをコンテスト形式にしたことでこうやって報道に乗りました。これにより話題となり、より多くの方がPRにアクセスすることとなりました。
やはり大事なのは、「人目に触れなければ、存在しないのと同じ」ということです。公務員業界は全体的に保守的で、尖ったことを敬遠することが多いので、ある意味ではブルーオーシャンなのかもしれません。やるなら今!ですね。
ただ、例えばどこかの地方自治体が、今回の警察庁さんと同じことができるかというと、それは困難だと思います。警察庁さんが地方自治体と大きく異なるのは、「キャラが立っている」ことです。
〈キャラが立た・つ〉
ゲーム・アニメのキャラクターや人物について、はっきりとした個性が確立されていて、他よりも目立って見える。個性が光る。
※出典 キャラが立つ(キャラガタツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
https://share.google/bztXLXHjflz30lh7s
これは働いてみないとピンとこないことですが、地方自治体の仕事には異常に多くのバリエーションがあります。そうした多様さが外から見えない結果、地方公務員のイメージは、だいたい「住民票の窓口の係の人」くらいにぼんやりと集約されてしまいます。
一方、今回の警察庁さんのコンテストの受賞作品は、動画部門も漫画部門も「警察らしさ」あふれるものでした。警察の厳しさを娘に説くオヤジさん、交番勤務のほっこりハートフルなエピソード、警察学校での生活、地道に捜査を進めるベテラン刑事…、いずれも、外部の私たちのイメージする「警察らしさ」の延長の中で観る・読むことができるものです。
「キャラが立っている」からこそ、刺さるメッセージを組める。まずはそこが成り立つことが、「人目に触れなければ、存在しないのと同じ」のステージの「予選」なのです。
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