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#地方公務員が気になるニュース 令和7年11月21日(情報システム/DX)

記事タイトル:公共施設予約システム Spacepad、導入自治体が35に到達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000334.000015560.html
(文=千葉 大右)

今回は、公共施設予約システム「Spacepad」を取り上げます。公共施設予約は、実は住民が行政と最も頻繁に接するサービスのひとつです。

公共施設予約システム自体は全国的に普及してきましたが、実際の運用を見てみると、「支払い」や「鍵の受け渡し」だけはアナログなまま残っているケースが少なくありません。たとえば、Web予約はできても当日は窓口で現金払い、鍵は現地で受け取り、利用後の確認は紙の記録簿…というように、利用者の動線がほとんど変わっていない状況です。

今回取り上げるSpacepadは、この「デジタル化によくある部分最適化」をまとめて解消しようとする設計思想を持っています。民間予約サービスで培われたUI/UXがそのまま活かされているため、従来の公共施設予約システムより自然に使える設計になっています。

さらに特徴的なのは、予約以降のプロセスも統合できる点です。自治体がオプションを利用すれば、

予約
本人確認(マイナンバーカード)
オンライン決済
スマートロック解錠
利用実績の自動記録

まで一連の流れで扱うことができます。これまで別々に処理されていた運用を「ひとつのサービス」として整えることで、利用者にも職員にも負担の少ない仕組みを実現できます。

また、SaaS型サービスであるため、改善内容が他自治体にもすぐ反映されるのも大きな違いです。従来の施設予約システムのように、自治体ごとに独自仕様が積み重なっていく構造とは異なり、サービス品質が比較的均一に保たれるメリットがあります。


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