記事タイトル:漁師町の園児のおやつは「サザエ」地元の海女さんが素潜りで獲ったものが振舞われる石川県輪島市
https://www.fnn.jp/articles/-/933534
(文=中村 広花)
残暑が続いていましたがやっと朝晩涼しくなってきました。
今年も猛暑続きで海水温が35度くらいまで上昇し、高水温に強いと言われていた養殖真鯛が大量死してしまいました。ただ、猛暑は災害ではないので保険対象外。生産者さんが苦しむのはつらいです。。。
魚食離れはどんどん進み、こどもたちの好きな魚は「マグロ」「サーモン」。わかります。おいしいですから。ただ、漁師町の子供が、海が目の前にある、漁港がすぐそばにある町の子が地元の魚のおいしさを知らないのはさみしいですよね。
そんな中、おやつにサザエを出すというのはとってもいいですね!
保育園ではきっと海女さんのお仕事のことやサザエのことを導入で学習していると思うので、サザエのおいしさを覚えていた子がおとなになったら海女さんを目指すかもしれませんし、現役の海女さんも「子供たちがよろこんでくれるなら!」と頑張り続ける糧になります。だからやっぱり、日本の水産業を元気にするには魚を食べてもらうことがめちゃくちゃ大切なんですよね。私もまだ食べたことない魚がたくさんあって、先日は「どうまん」と呼ばれているウルメイワシのお刺身やウスバハギのお刺身を初めて食べて感動したところです。食べたことないものを食べておいしかった時の感動は、きっとずっと残ります。そのきっかけを作りやすいのがやっぱり給食です。
給食は結構地域格差があって、当町は3~5歳児の副食費無償、小中学校の給食費は無償、となっており、かつ毎月3日~7日を「さかなの日」として海産物提供にかかる食材を給食センターに無償提供しています。食育も結構活発で「若狭ぐじ」(アカアマダイ)を町内の小学校6年生は1人1尾給食でたべます。まるまる一匹。
国として給食で水産物を積極的に提供しようという動きもあるみたいなので、今後に期待です。給食で地元のお魚をたべて、好きな魚の種類が増えていくことを願っています。
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