記事タイトル:「夏のプール水泳授業がなくなる日 なぜ公立中学校で廃止が相次ぐのか 広がる危機感」
https://www.sankei.com/article/20250627-4A4VNFOJBBNYRPXY3QD6WB5ATA/
(文=辻村 真輝)
この記事を読んでまず驚いたのは、水泳の授業って、今や当たり前の存在ではなくなりつつあるということ。あたしの中では「夏になったらプール」というのが学校の定番行事で、日焼けしながらワイワイと授業を受けていた記憶が残っています。
でもその背景を知ると、それが水難事故をきっかけに全国へ広がった取り組みだったということを知り、「そんな理由があったんや。。。」と視点がちょっと変わりました。
今や時代が変わり、学校のプールは老朽化、教員の負担増、さらには猛暑による熱中症リスクなど、授業を続ける上でのハードルがかなり高くなってますね。大府市や滝沢市のように、水泳実技をやめて座学や安全教育に切り替える例も出ているようですが、正直なところ、机の上での勉強だけでは水の感覚や泳ぐ動作は身につかないと思うんですよね。自分の経験からも、実際に水に入って慣れることが、恐怖心を克服する第一歩でしたし、その達成感は今でも覚えています。
一方で、京都市や倉敷市のように、民間スイミングスクールとの連携や施設の共同利用によって授業を継続しているという例なんかを見ると、やめる以外の方法もちゃんと考えてるとこもあるんやな〜と感じています。京都市は教員の負担軽減や授業の質向上を実現しつつ、コスト面でも折り合いをちゃんとつけています。こうした“続けるための工夫”は、水泳に限らず、行政のさまざまな事業にも応用できそうですね。
結局、問題の本質は「優先順位」と「発想の柔軟さ」だと思います。限られた予算や人員の中で、何を守りたいのか。その答え次第で判断は変わります。水泳の授業は単なる体育ではなく、防災や命を守るスキルという側面もあります。だからこそ、「やめる」前にできる工夫を探すことが大切だと感じました。
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