(PR) 学びと人脈が自宅で手に入る。全国で300名以上が参加する、地方公務員オンラインサロンの詳細はコチラ

事例を知る 総務/企画

#地方公務員が気になるニュース 令和7年11月16日(副市長)

記事タイトル:「関東自主研サミット2025」
https://www.kokuchpro.com/event/jishuken2025/
(文=神山 伸一)

今回取り上げるのは、「関東自主研サミット2025」です。

関東自主研サミット2025は熱かった

2025年11月9日(日曜)に「関東自主研サミット2025」が中野区役所で開催されました。私も少し遅れて、後半から参加しましたが、とにかく熱かった。その熱気が冷めやらぬまま、このコラムを書いています。

関東自主研サミットは、関東圏の自治体職員が自発的に立ち上げた研究会(自主研)のメンバーが一堂に会し、実践報告やワークショップを通じて交流を深める場です。

私は2014年に横浜市で開催された第1回からたびたび参加していますが、このサミットが示唆する「職員の主体的な学び」と「組織の活性化」というテーマは、地域に関係なく、現在の自治体職員、これからの自治体経営における最重要課題の一つだと思います。ですので、関東圏のイベントとはいえ、関東一都六県はもちろん、今回も北は北海道から西は大阪府、香川県など遠隔地からの参加もありました。

少子高齢化、デジタル化、複雑化する地域課題に直面する今、自治体職員の主体的な活動は、組織の未来を左右するカギとなると感じている中、改めて「学びの場」が持つ変革の力を実感しました。

「活性化」とは

組織の活性化は、「異分子と異分子が出会うことでエネルギーを生み出すこと」がスタートだと考えています。

同質の人たち、枠組みから生まれるアイデアには、必ず限界があります。どうしても心地よい「同質性」の中に留まってしまいがちです。

全く違う経験、視点、組織の人たち=“異分子”が出会い、語り合う場を持つことで、摩擦と同時に新たな化学反応が起こります。この異種格闘技のような対話こそが、前に進むための大きなエネルギーを生み出すのです。

自主研は「越境と余白」の場

「自主研サミットは」は、日頃の自主研での出会いをさらに広げ、「異分子との出会い」を意図的に作り出す、素晴らしい「越境」の場となっています。今回も市町村職員だけではなく、都道府県職員、国家公務員、民間企業の方たちなど様々な立場の方々との出会いがありました。

業務を離れ、地域を離れ、壁を越えて様々な方々と対話をする。この活動は、決して義務ではないからこそ「余白」「遊び」があります。この余白が、私たちを業務の枠組みから解放し、自由な発想を持つことができ、また、他者の意見を受け入れることができます。

外に出ることで広げた視野と得た知見を、所属する職場に新しい風として吹き込む、組織全体の活性化にもつながっていくのです。

一歩踏み出す勇気が持てないあなたへ

皆さん、一歩外に出てみませんか?「越境」してみませんか?

「興味はあるけれど、自分には無理かもしれない」と感じた方もいるかもしれません。しかし、自主研に参加している人たちは、最初から自信に満ちていたわけではありません。むしろ、組織の中で孤独を感じたり、悩みを抱えていたりした人が多いのです。だからこそ、外に出て仲間と出会い、語り合うことで、自分の存在を肯定できるようになったのです。

必要なのは「少しの好奇心」と「ほんの少しの勇気」だけ。まだ見ぬ「異分子」との出会いから、大きな刺激を受けるはずです。
その一歩が、あなたのキャリアや人生に思いがけない広がりをもたらすかもしれません。

・・・続きはサロン内で。


地方公務員オンラインサロンに参加すると、本投稿の続き(さらに深い考察や表で話しづらい内容など)をご覧いただけます。
サロンでは様々な領域の記事について毎日投稿が行われ、サロンメンバー同士で意見交換など思考を深めることが可能です。
ぜひ、ご参加お待ちしております!

地方公務員オンラインサロンとは:https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482

※facebookとXでHOLG.jpの更新情報を受け取れます

-事例を知る, 総務/企画

© 2020 Heroes of Local Government , All Rights Reserved.