記事タイトル:【“世界初“の実証実験】山梨で「有機薄膜太陽電池」を使ったブドウ実験がスタート
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b7cdac15e457ee5a65b5ae9d21e4bad0dd24c10
(文=牧野 浩樹)
山梨県と諏訪東京理科大学が、薄くて曲がる次世代型太陽電池を使って、ぶどうの色づきを良くする実験を始めました。太陽電池で発電し、その電力でLEDを照射して果実の色や糖度を上げる仕組みです。
可能性
近年の温暖化で、ブドウの色づきが悪くなることが問題になっています。この技術なら、ハウスの上に設置して発電できるので、電気の届きにくい畑でも使えそうです。
発電量だけで全部をまかなうのはまだ難しいかもしれませんが、冷風ファンなどに使えれば猛暑対策にも期待できます。
課題
まずは導入コスト。10a(50mプールサイズ)のぶどうだと売上はざっくり200万くらいですが、どれだけ膜が必要で、コストを回収できるかは大きなポイントです。
次に設置や撤去の手間。ビニールは1〜3年で張り替えることが多いので、膜も簡単に貼ったり剥がしたりできるかが気になります。
他にも風で飛ばされない程度の固定ができるのかなどがあり、これらがクリアできるかどうかが今後の鍵です。
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