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樋渡啓祐の地方創生ここだけの話【Vol.65 】 巻頭言

 樋渡啓祐前武雄市長の有料メルマガ「樋渡啓祐の地方創生ここだけの話 Vol.65(10月2日発行)」にHOLGとして寄稿をさせていただきました。千葉市、熊谷俊人市長について、書かせていただいています。
※本記事では、「樋渡啓祐の地方創生ここだけの話 Vol.65」の巻頭言のみご覧いただけます。
【樋渡啓祐の地方創生ここだけの話 Vol.65の目次】
1.巻頭言
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2.樋渡啓祐のPick Up
3.樋渡啓祐のお気に入り ~Apple Watchシリーズ3~
4.特別寄稿 ~Heros of Local Government
 【第8章】俺達は誇れる仕事をやっている~
5.Q&Aコーナー
6.購読者さまからの感想
7.編集後記
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【1】 巻頭言
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今日は9月28日。衆議院が臨時国会冒頭で解散。しかし、まさか、民進党が希望の党に雪崩れ込むというのは予想もつかず。「政界は一寸先は闇」とよく言われるが、今回の騒動ほどその言葉の意味を表している現象は今まで無かったと思う。そんな中で、よく、「大義なき解散」だとか「モリカケ疑惑隠し解散」だとか、いろいろ言われているが、まず、解散には大義は不要。日本国憲法において衆議院の解散は、内閣の助言と承認により、天皇が行う国事行為の一つと定められている(日本国憲法第7条3号)とされており、また、憲法解釈上は解散権はあくまでも内閣に存するが、事実上、内閣総理大臣の専権事項となる、とされていることからも、どこにも「大義」などが入り込む余地は無い。大義が必要だとか何とか言う人たちは、我が国の憲法を読んだ方が良い。あと、総理の解散権の制約が民進党を中心に言われているが、これとて実質的に無理。憲法には、別に総理では無く内閣が規定しているので、今でも名目的には憲法の規定に沿って内閣が承認している。これを制約となると、憲法改正の発議がいる。むしろ、もし、この今回の解散がおかしいと思うのであれば、それこそ、司法の問題になってくる。提訴すれば良いではないか。また、モリカケ問題に関しても、一市民からすれば、別に国会でなく、選挙を通じて議論を戦わせた方が良いとも思える。有権者はジャッジできる立場にあるからね。メディアはそれこそ、じゃんじゃん、モリカケ問題に関して自分達の意見を書けば良い。メディアは別に国会議員、あるいは国会のメッセンジャーではないはず。いずれにしても、野党の候補者、メディアが、どんどん安倍政権を批判すれば良いし、それをもとにして国民が投票行動という形を通じて権力を行使すれば良い。後付けのように(完璧後付けだと思うが)、消費税の使い方変更やら北朝鮮問題やら、未来のことを示すよりは、今までの行動に対する審判で事が足りると思うし、もしどうしても未来のことを語りたい(多くの国民がそれを望んでいるのは承知)のであれば、単に自民党としての公約を堂々と掲げれば良いし、繰りかえし言うが、野党がこれに対して徹底的に批判すれば良いし、自分達がやりたいことを示せば良い。言い方を変えれば、どこに大義があるかは、権力者では無く、国民一人一人が判断することだと理解している。
個人的には、今回の解散はありだと思っている。それは野党がどうのとかではなく、自民党としての政権基盤が揺らいでいる中で、総理がその基盤を再構築したいというのはとても良く分かる。ただまあ、冒頭書いたように、「小池の乱」とも言うべき希望の党狂騒曲は想定外だったはずだが、それはまあ、さておき、今まで、外交を始め安倍政権がうまくいっているのは少なくとも党内基盤が盤石だったからこそ。言い方を変えれば一枚岩でそこに隙がないからこそ、トランプやプーチン、習近平などが「相手をせざるを得ない」状況をつくってきたと言える。鳩ぽっぽ内閣のときにそれは顕著だったんだけど、アメリカの国務省を中心に、「鳩ぽっぽの言うこと自体、クレイジーだけど、それ以上に問題は政権与党である民主党がバラバラで一体誰に話せば良いのか分からないし、機密保持も全くできておらず、早く自民党に戻ってほしい。」と公然と言われていたんだよね。メディアは全然そんなこと書かなかったけど、これが実態。そういう意味では繰りかえしになるけど、国民の信を問うて、政権基盤を固めるのが安倍総理の本当の狙いでないかと思うし、それはそれで理にかなっていると考える。あとは我々国民がどう考えるか、それに尽きる。
そういう意味では、希望の党はどんなに頑張ってもさほど伸びないと思うけど、どういう結果になるんだろうか。政治が久しぶりに面白い。
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