HOLG編集室

地方公務員オンラインサロンセミナーレポート『PowerPointからPR動画まで! 公務員の動画作成術』(PRDESIGN JAPAN 株式会社 佐久間智之さん)

佐久間智之

(PR)=学びと人脈が自宅で手に入る。全国で300名以上が参加する、地方公務員オンラインサロンの詳細はコチラ

文=納 翔一郎(富田林市)

PowerPointで伝わる動画を作ることができる!

 伝わる情報発信に悩む地方公務員のみなさん、どのような方法で情報発信を行なっていますか?今、YoutubeやInstagram、TikTokなどを活用した動画での情報収集が、社会では一般的になりつつあります。その中で、動画で情報を伝えている地方公務員は、ほとんど存在しません。その背景には、「動画は専門知識や機材が必要」や「手間がかかる」などの思い込みがあると推察できます。しかし、動画づくりは、PowerPointで簡単に行うことが出来るのです。今回の地方公務員オンラインサロンにおけるセミナーでは、元埼玉県三芳町の職員、現在はPRDESIGN JAPAN株式会社の佐久間智之さんに、新書でもある『PowerPointからPR動画まで! 公務員の動画作成術』(学陽書房)を軸とした公務員の動画作成術について教えていただきました。

<セミナーの流れ>
1.自己紹介
2.準備・企画編
3.PowerPointとWindowsで動画づくり
4.スマホでそれっぽい動画を作ってみる
5.配信・分析・サムネイルのポイント
6.まとめ

 今回の講師である佐久間智之さんは、地方公務員時代に、全国広報コンクールで内閣総理大臣賞の受賞をはじめ、見やすい自治体ホームページへの改修、AR動画の作成などを手がけてきました。そして現在は、埼玉県三芳町を退職し、PRDESIGN JAPAN株式会社の代表取締役として、様々な企業や自治体の広報支援や数百の研修・講演、そして、7冊の書籍出版などを行っております。更に、東京都中野区の会計年度職員やPR TIMESエバンジェリストを務めるなど、幅広くご活躍されています。今回のオンラインセミナーでは、企画、撮影、編集、公開の動画を届けるための4つの要素に関するお話などがありましたが、主に「企画」を重点的にご紹介させていただきます。

 まずは、動画のメリットとデメリットについての整理です。佐久間さんは、以下のようにお話していました。

▼メリット
・動きがあるため、写真よりも理解しやすい。
・字幕を入れることができる。
・音声を入れることが出来る。
・社会的な配慮としても動画は重要。
▼デメリット
・手間暇がかかる。
・仕事の負担になることもある。

 このように、動画を活用するメリットは非常に大きいです。しかし、デメリットのことも考えると、「そもそも本当に動画にする必要があるのか?」という視点が欠かせないこともよくわかります。つまり、「何のために動画を作るのか?」という目的意識が重要ということでしょう。佐久間さんも、「作ることが目的になってはいけない」と述べられていました。今後、5Gなどによる通信環境の変化で、より自由な動画の視聴が増えると言われています。自治体の情報発信も、広報誌を各世帯へ配布することと同じように、動画で情報を伝える時代が来ることは間違いありません。動画に対する目的や要する時間、戦略、人件費を含む予算などを考えながら企画を進めていくことが、これから大切になるということでした。

 次に、「伝わる動画をつくる3つの要素」のお話です。今回のオンラインセミナーを通して、私は、この3つの要素がキーポイントだと感じました。

1.目的・ターゲットは明確か
2.ワンメッセージ
3.共感を生むための工夫

 特に、目的・ターゲットはとても重要です。どのような課題を解決・改善したいのか、そして、どのようなターゲット像を描くのかの整理が重要だそうです。そして、何よりも「自分が見たい」と思う動画が基本とのことでした。ワンメッセージは「情報過多にしないためのもの」、そして、共感を生むための工夫は「主語を相手にして考えること」でした。「その動画を見た人のメリットは何か?」を考えることが大切で、住民がどのように行動してほしいかを考えることがポイントだそうです。つまり、わかりやすく親しみやすい工夫を考えることが重要だと、佐久間さんはお話されていました。その他、撮影に関する機材や撮影方法のポイント、注意点、SNSで炎上しないために避けるべきものなど、撮影に関するイロハも多く教えていただきました。編集に必要な動画編集ソフトやフリー素材、写真・イラスト、BGM、効果音のサイトのご紹介もあり、どれも実務に活かせそうなものばかりでした。撮影、編集、公開も大切ですが、私は何よりも企画の重要さを感じたセミナーでした。

 次に、PowerPointでの動画づくりについてのお話がありました。PowerPointでの動画づくりの大きな特徴は、特別な知識や機材などが必要なく、今あるものとても簡単に動画を作ることができることです。特に、事業や申請書などの解説動画や紙芝居などに向いているそうです。今回のオンラインセミナーでは、佐久間さんによるPowerPoint動画づくりのデモンストレーションもありました。伝わる字幕の作り方やBGMの選び方なども含め、とてもわかりやすいもので、セミナー参加者から驚きや感動のコメントも多くありました。セミナー参加者にとっては、動画づくりを実務に活かすイメージが強く湧いたのではないでしょうか?作った動画もmp4で書き出すことができるため、動画による情報発信や課題解決の様々な可能性を感じた時間でした。そして、作った動画を配信するタイミングやSNSとの連動、サムネイルづくりのポイント、そして、Youtube studioによる分析方法まで、学ぶことも多くありました。動画づくりの方法だけではなく、良い動画をきちんと見てもらうための配信や分析などの方法を実践することで、自治体の動画による情報発信は変わるのではないかと、私は強く感じた時間でした。

 今回の佐久間さんのオンラインセミナーでは、公務員の動画作成術に関する本質的なお話と具体的な操作方法を学ばせていただきました。私たち地方公務員の情報発信は、住民にとって非常に重要なものです。一人でも多くの住民に情報を届けるために、動画という手段を積極的に活用していくべきだと強く感じることが出来たオンラインセミナーでした。本記事は、動画づくりの企画部分を軸として、その他は概要を抜粋してのご紹介となりましたが、詳細は地方公務員オンラインサロン会員専用のアーカイブ動画、又は、佐久間さんの書籍『PowerPointからPR動画まで!公務員の動画作成術』(学陽書房)をご覧ください。

▼今後開催予定のオンラインセミナー

・【11月 5日(金) 21:00~23:00】
講演-碇 邦生さん(大分大学経済学部講師)
「イケてる人事は、人事部がいらない」

・【11月10日(水) 21:00~22:30】
講演-先崎彰容さん(日本大学危機管理学部教授)
「バッシングの論理と心理―公務員バッシングにどう向き合うべきか」

・【11月15日(月) 21:00〜22:30】
講演-筒井敬三さん(LIFULL 執行役員)「1分で伝える、論理的な考え方」

・【11月24日(水) 19:30〜21:30】
第5回 電通×ホルグ共催セミナー
講演-取手市 岩崎弘宜さん 「議会改革度調査2020」総合ランキング一位!議会改革を進める手順とは

地方公務員オンラインサロンでは、月に3~5回のペースで、魅力的なオンラインセミナーが開催されています。今回のような、業務における課題解決や住民の利便性向上に繋がるような講義も、数多くあります。アーカイブとして過去のオンラインセミナーを視聴することもできますので、ぜひみなさんご覧ください。

▼「地方公務員オンラインサロン」のお申し込みはコチラから
https://camp-fire.jp/projects/view/111482
全国で300名以上が参加。自宅参加OK、月に複数回のウェブセミナーを受けられます

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・月額500円から、地方公務員や地方自治体を支援することが可能です

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