HOLG編集室

著者が語る『自治体の都市計画担当になったら読む本』(伊勢崎市・橋本隆)

自治体の都市計画担当になったら読む本_本と人

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(文=伊勢崎市・橋本隆)

着任後の不安 

 「○○町の用途地域を教えてください。」
 新規採用職員として都市計画担当になった初日、まず困惑した電話がこれでした。
 私のように、住んだことのない都市の都市計画担当になると、○○町の場所も用途地域という言葉の意味もわかりません。しばらくの間、私は「はい。ただ今、担当にお繋ぎします。少々お待ちください...。」と答えるしかありませんでした。もちろん私も担当なのですが、他の担当にお繋ぎするしかなかったのです。
 それから20年が経ち、都市計画課長となった私は、都市計画担当になったばかりで不安を抱いている職員から、よくこんな質問を受けていました。
 「都市計画を学んだことのない私が理解できるようになりますか?」
 「私が住んだことのない都市の都市計画ができるのでしょうか?」
 「都市計画の実務について何から学んだらよいのでしょうか?」
 これらの質問に対して私は、「最初はわからなくて当たり前です。全く問題ありません。」と答えてきました。
 なぜなら、私も住んだことのない群馬県伊勢崎市へ20年前に引越し、自治体の都市計画担当になったとき、これら全ての疑問を同時に抱いていたからです。

ずっと欲しかった実務書

 30歳を過ぎてから中途採用で市役所に入った私には、庁内に同年代の知り合いもいませんでした。そもそも、中途採用だと誰が同年代なのかさえわからないのです。
 しばらくは転職を悔やみ、手も足も出ない自分の不甲斐なさを痛感しました。情けない話ですが、自分の成長もあきらめかけていました。
 悩んだ挙句、それでも都市計画をゼロから学ぼうと決意した私は、勤務の傍ら夜間大学で都市計画を学ぶことにしました。都市計画の知識ゼロだった私は、10年以上かかった研究で博士学位をいただき、その頃に得た知識をこの書籍の土台にすることができました。
 この20年間を振り返ると、私は多くの都市計画の書籍を読んできましたが、自治体職員が自治体職員向けに実務ノウハウを解説した書籍に巡り合うことができませんでした。
そんな残念な気持ちもある中で、偶然にも書籍執筆の依頼があり、執筆したのが本書『自治体の都市計画担当になったら読む本』です。

自治体の都市計画担当になったら読む本_表紙書影

 この書籍の執筆では、私が長年、探し続けてきた書籍を書くという不思議な感覚もありました。
 そんな私が目指したのは、法律書でも学術書でもなく「実務書」。徹底的にこだわったのは、自治体職員に寄り添った都市計画の実務書にすることでした。私が最も欲しかった、そして長年探し続けてきた書籍を、私自身が出版することになったのです。
 全国の自治体職員の皆様からは「25年前にこの書籍が欲しかった。」「どうして今までなかったのか。」「まずは最初にこれを読むべきといえる書籍がなかった。本当に嬉しい。」などの声が寄せられています。私以外の都市計画担当も、ずっと長い間、私と同じ気持ちだったのでしょう。

本書の特徴

 本書の特徴としては、3つを挙げることができます。
 まず1つ目は目次で、10頁もあります。都市計画の専門用語が何もわからない新任の都市計画担当でも、すぐに読みたい頁を見つけられるよう、目次には章、節に加えて項まで掲載することにしました。これにより、目次を見るだけで読みたい頁をすぐに見つけられますし、付箋だらけにならずに済みます。
 2つ目は、図表と写真が合計60種類ほど掲載されています。私も、図表や写真があると理解しやすいタイプなので、たくさんの図表と写真を用いて解説することにしました。

自治体の都市計画担当になったら読む本_内容

 3つ目は、情報満載の256頁になっています。専門分野だけでなく、ぜひ横断的な実務ノウハウも知っていただきたかったため、都市計画担当の心得や仕事術を充実させました。
 本書は、全8章で構成されています。

自治体の都市計画担当になったら読む本_目次

 第1章は、初めて都市計画を担当することになった自治体職員向けに、専門用語がわからなくても理解することができる図表や説明を書くことにしました。
 第2章と第8章は、本書の最も大きな特徴といえます。都市計画に関係するさまざまな部署でも通用する実務的な心得や仕事術をたくさん盛り込みました。
 第3章から第7章までは、専門分野の内容になりますが、こちらはできるだけ図表や写真を掲載することで、頭の中でイメージしていただけるように心掛けました。
 私は、不安を抱いている新規採用職員や新任の都市計画担当の「実務の味方」になることができればと願いながら本書を執筆してきました。各章を順番に読み進めていただいてもよいですし、気になる章から読み始めても全く問題ありません。お忙しい人やどうしても短時間で読みたい人には、重要な部分をゴシック体にしましたので、その部分を拾い読みしていただいてもよいでしょう。
 私にとりましては、全国の都市計画担当の不安が少しでも解消し、安心して新年度のスタートを切っていただくことができれば望外の喜びです。

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