記事タイトル:「JR西、32線区で赤字267億円…22~24年度平均、一部線区で存廃やバス転換論議」
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20251030-OYO1T50000/
(文=サロン外匿名希望)
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記事要約
JR西日本は、地方のローカル線の収支状況を公表した。対象は、2024年度の輸送密度(1キロあたり1日の平均利用者数)が2,000人未満であった 19路線32線区。これらの区間について 2022~24年度の3年間平均 の収支を集計したところ、赤字額の合計は 約267.5億円 に達した。営業係数では、芸備線・東城~備後落合間が100円の収入に対し9,945円 の費用を要するなど、利用の少ない区間では極めて厳しい収支状況となっている。
一部区間では、既に路線のあり方を巡る議論が動きだしており、芸備線では 国が仲介する「再構築協議会」 で鉄道存廃の議論が進んでいる。また山口県内を走る 美祢線ではBRT転換を検討する法定協議会が設置 されるなど、鉄道維持か転換かについて、沿線自治体との協議が進められている。
JR西日本のローカル線の収支が公表され、芸備線ではすでに「再構築協議会」が設置されるなど、路線の存廃に関する議論が動き出しています。数字を見ると、路線によっては100円の収入に対して数千円のコストが必要になる区間もあり、民間企業としては事業継続が難しい状況が理解できます。では、なぜJRは採算の取れない路線でも運行を続け、再構築協議会で自治体や国と協議しなければならないのでしょうか。
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