記事タイトル:盛り土代執行、24億円未回収 徴収1.9%、業者払えずゼブラアンドカンパニー、経産省・国交省・農水省・環境省と共に令和7年度「ゼブラ企業」関連政策発表会を開催しました
https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2025-05-02-81881-49/
6月13日に閣議決定された「骨太の方針」「新しい資本主義のグランドデザイン」「地方創生2.0」などにおいて、ローカル・ゼブラ企業の育成・推進が明記
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000081881.html
(文=晝田 浩一郎)
地域課題の複雑化とともに、行政だけでは解決できないテーマが増えています。人口減少や高齢化、孤独・孤立、子育て支援、防災、防犯、地域のつながりの希薄化……。これらに対応するため、今あらためて注目されているのが「ローカルゼブラ企業」との共創による地域課題の解決です。
そもそも…「ローカルゼブラ企業」って何?って思った方もいるかとおもいます。大丈夫です! まず簡単に、ローカルゼブラ企業についておさらいしておきましょう!
「ゼブラ企業」とは……
急成長や独占を追求する「ユニコーン企業」に対して、社会性と経済性を両立しながら持続的に地域課題の解決に挑む企業のこと。「白黒のシマウマ(ゼブラ)」のように、利益(黒字)と公益(白字)を調和させる存在として欧米を中心に注目され、国内では特に「ローカル=地域密着型」で活動する企業が増えています。
国もこの概念に注目し、2023年から中小企業庁を中心に支援施策がスタート。2024年度には「ゼブラ企業推進実証事業」が実施され、複数の自治体・企業連携が立ち上がっています。
ざっっっくりいうと、「スタートアップ支援をしてユニコーン企業を生むことも大事だけど、本業と合わせて社会課題・地域課題解決に取り組んでいる地元企業ももっと支援していこう!」といった流れです。
※スタートアップが良い・悪い、ゼブラ企業が優れている・劣っているといったことではありません※
具体例として、神奈川県の湘南ベルマーレフットサルクラブ(以下、ベルマーレF)です。。単なるスポーツクラブの枠を超え、地域の持続可能性と社会的課題に挑むその姿勢は、まさにローカルゼブラのロールモデルなんです。(ちなみに、弊社、官民連携事業研究所ともベルマーレFさんは連携協定締結し、取組をご一緒しております)
たとえば、
・小学校でのフットサル教室や出前授業
・高齢者向けの健康体操プログラム
・災害時の避難所運営訓練での役割協力
・放課後の子ども見守り活動
など、スポーツの枠を超えて地域課題にダイレクトに関わっています。
「はいはい、CSR活動がんばっているのね」っておもった方はちょっと惜しい。単なるCSRっていうわけではないんです。
ゼブラ企業推進実証事業にも採択
2024年度には、中小企業庁の「ゼブラ企業推進実証事業」に採択。地域住民との対話・協働を重ねながら、クラブ運営を通じた社会課題解決のモデル化に取り組んでいます。
自治体職員にとって注目すべきは、ベルマーレFの活動が地域住民や関係者の「関わりしろ」を丁寧に設計している点。単なるサービス提供で終わらせず、市民が「参加者」として関与できる場を作っているのです。
ローカルゼブラ企業との連携は地方創生や地域活性化として見逃せないWordになりつつあります!
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