記事タイトル:国民スポーツ大会の改革案が判明…開催自治体の負担軽減へ、施設の基準緩和や競技別に時期を分散化
https://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20250308-OYT1T50215/
(文=金澤 剛史)
以前、取り上げた国スポについての続報です。
ざっくりまとめると
・施設基準の緩和や競技ごとの分散開催などで開催自治体の負担軽減を目指す。
・広域開催や一部競技の“聖地化”による効率化も検討され、持続可能な大会運営が柱となる。
・改革は2036年以降を見据えているが、可能な部分は前倒しで導入される予定。
・・・かつて“国体”として長年親しまれてきた国民スポーツ大会(国スポ)。
地域の一大イベントとして開催されてきた一方で、開催地の多額の経費負担や職員の労力といった点で、その意義が見直されていました。
国スポ経験者はご存知かと思いますが、開催地の経済負担や職員の負担は想像以上に重いです。
久喜市も以前、バドミントン会場だったのですが、現場は相当に過酷な環境でした。
そもそも財政難に直面する地方にとって、その負担は深刻さを増しており、長期的な視点では、開催による経済波及効果や地域活性も期待されますが、待ったなしの対応が求められているのが現状でした。
こうした課題を踏まえ、今回示された国スポ改革案ですが、
・・・
・・・
・・・
「辞める」といった選択肢はなく(笑)、「どうすれば続けられるか」が詰まった案となっています。
以下、示された5つの見なおし案とそのメリット、課題についてみていきます。
案(1) 会場基準の見直し
・従来:「競技ごとの専用施設」など、非常に高い基準
→既存の陸上競技場や中規模の会場でもOK。
【メリット】
・巨大施設の建設負担を回避。財政的な余裕を確保。
【課題・懸念点】
・簡素化により、大会としてのブランド力低下。
・見映えや話題性の低下で、
メディアやスポンサーの関心が薄れる懸念。
地方公務員オンラインサロンに参加すると、本投稿の続き(さらに深い考察や表で話しづらい内容など)をご覧いただけます。
サロンでは様々な領域の記事について毎日投稿が行われ、サロンメンバー同士で意見交換など思考を深めることが可能です。
ぜひ、ご参加お待ちしております!
地方公務員オンラインサロンとは:https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482
※facebookとXでHOLG.jpの更新情報を受け取れます。