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#地方公務員が気になるニュース 令和8年10月29日(図書館)

記事タイトル:大阪市、「大阪市立図書館DX戦略」を策定(カレントアウェアネス・ポータル)
https://current.ndl.go.jp/car/285475
(文=西村 飛俊)

さて、今回気になったニュースは大阪市です。10月1日、大阪市教育委員会が「大阪市立図書館DX戦略」を策定しました。大阪市立図書館は、中央図書館と23の地域図書館、自動車文庫をネットワークで結び、400万冊以上の蔵書を持つ大きな図書館網です。今回の戦略は、市全体のDX戦略「Re-Design おおさか」の枠組みに沿って、2040年頃までにめざす図書館の姿と、2030年頃までに取り組む施策方針をまとめたもの。図書館法や市の教育振興基本計画のほか、文部科学省の報告書「図書館が拓く未来の学びと地域社会」も踏まえています。

中身は、4つのめざす姿と8つの施策方針で組み立てられています。めざす姿は「いつでもどこでも市民に寄り添う図書館」「知の循環が生まれる図書館」「だれもが取り残されない図書館」「人と情報、人と人をつなぐ司書がいる図書館」の4つ。施策方針には、具体的な手段も書き込まれています。たとえば、開館時間外でも予約した本を受け取れる「予約資料受取ロッカー」の設置。申請書や受付票を書かずに済む「書かない図書館」。オーディオブックの導入や、生成AIによるレファレンスの入口支援も並びます。ほかにも、開館時間外の問い合わせに答えるチャットボット、多言語ややさしい日本語で使える蔵書検索、地域資料のデジタルアーカイブの充実が挙がっています。

資料は、図書館DXが必要な理由の一つに「2040年問題への対応」を挙げ、労働力不足を見込んだセルフ化と説明しています。そのうえで、定型業務を自動化し、司書を人と情報をつなぐ業務へ移していく方向を示しました。

戦略というと理念の文書になりがちですが、この戦略はスケジュールがはっきりしています。そこで今月は、図書館DXを「いつまでに、何に合わせて」進めるのかを考えてみたいと思います。


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