記事タイトル:教職課程の必要単位数削減へ・・・強み専門性の養成へ移行案
https://reseed.resemom.jp/article/2025/12/19/12331.html
(文=浅野京子)
18日、文部科学省は「今後の教職課程や教員免許制度の在り方について(中間まとめ)案」を公表しました。
ニュースの見出しや書きぶりから、教員免許の取得を容易にするために単位数を減らすとは、教員の質の低下を招くのではないかという懸念に繋がっているようです。
教職課程の見直しの考え方として以下の3点が挙げられています。
- 免許状取得に必要な事項・科目区分を「再構成」すること
- 「教育データの活用及び人工知能」「教育における多様性の包摂」など、新たな教育課題に対応する事項を追加すること
- (教員養成の学部以外に)「学生が所属している学部等での専門的な学修や、学生が身に付けたいと思う専門分野の学修や他資格との併有等に取り組みやすいようにする」こと
(※「今後の教職課程や教員免許制度の在り方について(中間まとめ)案」中央教育審議会教員養成部会 教職課程・免許・大学院課程ワーキンググループ を要約・抜粋)
現行よりも見かけ上、基礎部分の単位数は減少していますが、単純な「削減」ではなく、「再編・再配分」である点が重要です。
また、教師の「基礎力」と「専門性」を分けて明確化し、「何でもできる教師」から「様々な強みや専門性を持った教師がチームとなることで、学校教育全体の質を向上」を図ることをねらいとしています。
日本大学 末冨芳教授の解説
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8205d8905261e3149aeff9b7b2e1fd2fd4d01ea9
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