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#地方公務員が気になるニュース 令和7年12月18日(公務員就活)

記事タイトル:早くも3割近くが内々定を確保!? 早期選考活発化し1割が8月に最終面接を経験 https://news.yahoo.co.jp/articles/0a07e44955fa05d5466ee5d97ceed39d734fd13a
(文=鵜飼 洋一郎)

相変わらずの超売り手市場とはいえ、「1割が夏のうちに最終面接経験」というのは、選考早期化も異次元に突入した感があります。さて、公務員業界はどうでしょうか。

ちなみに「内々定」ですが、これは「〇〇頃に内定を出しますよ」という口約束のようなものだそうです。「内定」とは違いますが、簡単に反故にできるものでもなく、「実質的に内定」という感じです。

こんなに早く内々定が出る立役者の1人がインターンシップです。今はインターンシップ実施が採用プロセスのスタンダードになっており、8月の夏休みにインターンシップ→早期に内々定という流れが定着しつつあります。

国もかつてはインターンシップを実質の採用活動にしてはならぬ、という見解でした。しかし、企業からしたら、コストを投じる以上「うまみ」が無いなんてのは無理な話です。

そこで現在は一定の条件を満たしたインターンシップは「採用直結型インターンシップ」ということで採用活動とリンクさせることを、国も認めています。

さて、公務員就活についても採用選考は全体として早期化しています。しかし、その縛りになっているのが「早くても3月募集開始、6月採用決定」という国が定めた基準です。

例えば「日本最速の公務員試験」を掲げる塩尻市の採用スケジュールは3月1日に募集開始、6月1日に最終合格発表です。

しかし、「採用直結型インターンシップ」を援用して、この限界を突破する自治体が現れました。岐阜県可児市です。

可児市では、令和9年4月から働き始める採用について、令和7年3月から募集、1次選考を経た上で8月にインターンシップ的な5日間の2次試験を行い、令和8年3月に採用決定をするとのことです。新卒就職であれば、3年生の3月に「内定」が出ることになります。

公務員試験は「3月募集開始、6月採用決定」の縛りで、民間との人材獲得競争に遅れをとってきました。この限界突破モデルが広まれば、一気に採用活動の超早期化が公務員業界にも広まりそうです。


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