記事タイトル:上昇が止まらない【経済コラム】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250307/k10014741411000.html
(文=川口 克仁)
今回は金利の話題です。
長期国債の金利が上がっています。令和6年8月の植田ショック(令和6年7月末の日銀による政策金利の追加利上げ決定後に、日経平均が記録的に暴落したやつ)以降、10年長期国債の金利がしばらく低調でしたが、12月下旬あたりから強い上昇傾向が続いています。
債券は、全国的に運用トラブルが吹き荒れていて、民間では農林中金が米国債等の運用に失敗したことで2兆円近い最終赤字になるとの見通しであり、理事長が辞任するとのこと。全国の地銀が運用する国債等の含み損が2兆8千億円との報道もありました。自治体では徳島県阿南市で、債券運用問題を調査する第三者委員会が開催されたのに続き、福岡県福津市でも同様の問題で第三者委員会が設置される模様です。都道府県の債券運用で巨額の含み損が出ている話題も、ちょくちょく新聞に載るようにもなりました。これらは全て、金利上昇の副産物のようなものです。
今回は、債券運用のリスク管理と金利の仕組みについて考えてみたいと思います。
地方公務員オンラインサロンに参加すると、本投稿の続き(さらに深い考察や表で話しづらい内容など)をご覧いただけます。
サロンでは様々な領域の記事について毎日投稿が行われ、サロンメンバー同士で意見交換など思考を深めることが可能です。
ぜひ、ご参加お待ちしております!
地方公務員オンラインサロンとは:https://community.camp-fire.jp/projects/view/111482
※facebookとXでHOLG.jpの更新情報を受け取れます。