本日は7月3日に行われる地方公務員オンラインサロン開催のイベントの紹介です。
近年、財政的な課題・人員的な課題から業務改善が急務となっています。
そこで、本セミナーでは優れた改善を実施した豊田市職員をゲストに迎え、その具体的な手順やコツをお聞きします。
トヨタ自動車の改善はとても有名ですが、豊田市の職員提案制度はその影響を受けてとても活発に運用されています。その制度の歴史は古く、1964年から市長を3期務めた佐藤保さんの発案で生まれたと言われています。実は佐藤氏はトヨタ自動車に20年以上勤め、次長まで務めた方でもあります。
豊田市職員提案制度には、自課に抱える課題等を他部署へ投げかけて解決方法を募集する「課題提案制度」と、実際に改善を達成した事例を申請する「改善提案制度」があります。この「改善提案制度」の存在が実行の重要性を高め、豊田市の改善文化の醸成に寄与しているように感じます。結果として令和6年度の豊田市職員提案件数は全体で13,781件、参加率は87.3%と高い水準です。
本セミナーでは実際に改善が実現された「改善提案制度」の中からお二人の改善事例を伺いたいと思います。
<改善事例内容>
①市民税課 改善事例
1.誰が架電したのかわからない折り返し電話に対する対応フローの構築[加藤叶楠さん/杉坂直輝さん]
2.大量発送の封入方法変更[加藤叶楠さん]
②債権管理課 改善事例
1.WEB口座振替受付サービスの導入における、地方銀行のとりまとめ[鈴木満明さん]
2.誤納に伴う、充当通知不要の確認の徹底[鈴木満明さん]
上記事例の「改善前の課題」「改善後の成果」「大変だったプロセス」「乗り越え方」等について伺っていきます。
加えて、改善への向き合い方やお考えとして、「改善をするモチベーションは?」「改善はどのように学ぶ?」「さらに改善が進むために、どのようなことが必要か」などもお聞きしたいと思います。
開催概要
日時:7月3日(木) 14:00~15:00
場所:オンライン(Zoom利用)
対象者:
①豊田市職員(申し込み不要)
②豊田市以外の自治体職員(本フォームから事前申し込みが必要)<〆切6月30日(月)23:59>
③地方公務員オンラインサロン会員(申し込み不要)
※地方公務員オンラインサロン会員は、リアルタイム参加およびアーカイブ視聴が可能/非会員はリアルタイム参加のみ可能(アーカイブ視聴不可)
当日のプログラム
時間 | 内容 |
14:00~14:05 | オープニング(イベントの趣旨、開会の挨拶 など) |
14:05~14:30 | 市民税課 改善事例 |
14:30~14:50 | 債権管理課 改善事例 |
14:50~15:00 | 豊田市の職員提案制度について・アンケートなど |
進行:廣濱学(豊田市)、加藤年紀(株式会社ホルグ)
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