記事タイトル:衆議院法制局 業務ひっ迫 与野党 生成AIの導入目指す
URL:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250824/k10014901971000.html
(文=明治 達也)
少数与党のため、議員立法が活発になるということで、今年の通常国会で衆議院に提出された議員立法の数は66に上り、昨年の32と比べて2倍以上とありました。
これに対して衆議院法制局は、①会派単位での依頼を優先し、②資料作成や法案のチェックに生成AIの導入や、③法案の作成支援専門の化の設置を目指しているとのことです。
法制執務の中でも、形式的な業務(法令改正に伴う条番号のずれや、引用する用語の整理、自治体特有の改正形式への調整)などは、実質的な業務(改正内容の検討、法体系との整合性チェック等)に比べて、「重要度は下がるが手を抜けない」ものだといえると思います。そして、形式的な部分というのは、「誰がやっても成果はほぼ同じ(=定型的)」といえるため、AIに学習させて処理させた方が、むしろ人間より遥かに速い速度でかつ「正確に」やり遂げてくれるかもしれません。それによって、法制担当者(実質的な業務)とAI(形式的な業務)に役割分担ができることを期待したいです。
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